昨日はスパイシー走行会にて、SHIFT UPの講習会を行いました。
ご参加いただいた方、ありがとうございました!
この投稿ではまずベーシック講習(座学講習)をダイジェスト的に振り返る形でレポートとしてお伝えします。
まずはベーシック講習の簡単な概要ですが、
こちらは9:00~9:20を目安に行う無料の座学講習です。
主に初心者のドライバーさんをターゲットにした基礎講習。
(なのでクラス6~4走行時間と被せて行う形です。)
こんな形で、ミーティングルームを使って開催させていただくものです。
コース図つきホワイトボードと、
普通のホワイトボードで質問を受けながらのテーマトークを行います。
今回は15名~20名程度の受講者さんがお見えでした。
朝のミーティングで熱を込めて喋りましたが、
講習会と言うのは「本気度の高い遊び」です。
真剣に聞いて下さる方が多く集まりながらも、堅苦しくなく適度にピリッとした雰囲気が心地良い空間でした。
#余談ですが、皆さんの前ではTシャツを着て喋るよりも、
#レーシングスーツを着て喋ったほうが場の空気も良くなるかと思って、
#僕はただの座学講習でも"正装"としてレーシングスーツを着込んでやってます。
#こういうところも遊び心です。
昨日のはこんな感じの内容をお届けしました。
テーマは「ウォームアップ走行」ですね。
5/22のアドバンスド講習で4名のドライバーさんのウォームアップを拝見して、
これはもっと知ってもらった方が良いな、
知ってもらうことで、スポーツ走行への向き合い方がより味わい深くなる人が居るな、安全に走行できる人が増えるだろうなと踏んでのテーマ選択です。
#ここがSHIFT UPのサービスの面白いところですが、
#アドバンスド講習(マンツーマンレッスン)を受けて下さった方は
#実は初心者ドライバーに間接的にレッスンを提供している提供側でもあるんですよね。
#アドバンスド講習を受講して下さる方が居るお陰で、
#座学講習のテーマが生まれて、次のドライバーさんが育っていきます。
講習のダイジェストですが、
今回は僕が実際に美浜サーキットで行うウォームアップ走行の方法を題材にして解説を行いました。
①パドックにて行うウォームアップ
②アウトラップ~1周目前半で行うウォームアップ
③1周目後半~で行うウォームアップ
④2周目1コーナーでの温まり確認
の4フェーズに分けての解説です。
解説のアウトライン。(走行会前日にこんな感じでまとめています。)
ポイントは
・明確な目的をもってクルマを温める
&クルマ全体をバランスよく温める
・12分という限られた時間をいかに効率よく使うか
でした。
・明確な目的をもってクルマを温める
&クルマ全体をバランスよく温める
はただ漠然と周回するのがウォームアップではないというお話。
タイヤは温まってるけどブレーキがまだとか、
ブレーキ温まってるけどタイヤはタレてるとか言うように、
ウォームアップがチグハグだとクルマの本来のパフォーマンスは出ません。
またエンジンやミッションの温度もアタックに入るときに適温まで上げておきたいですよね。
こういうところに拘るだけでも、「真剣な遊び」感が漂って楽しいと思います。
また、・12分という限られた時間をいかに効率よく使うかも非常に重要なこと。
12分の枠の中で5分を水温油温を上げるために費やすのか、
コースイン前に終わらせておいて3分で済ますのか。
ここの意識がリザルトを変えるんです。
上手い人はコースイン前から一味違う。ということですね。
さらにここでコース図を使い、より詳しいウォームアップを解説。
左側のタイヤばかりが温まりやすいサーキットであることや、
ウォームアップ完了時点での前を走る車両との距離を確保しましょうという話もしましたね。
また、ブレーキングによるブレーキとタイヤのウォームアップも、
周りのペースが上がったタイミングで、ブレーキングポイント外でのブレーキングは追突リスクがあるため、
全体のペースが上がる前のアウトラップが唯一の機会であり、
後続車を驚かせないように弱く引きずるように行うという話もしました。
講習後は早速実践して下さっている方も確認ました。
(やってみてどうでしたか??)
挙がった質問にも触れておきます。
質問は「ウェットコンディションの時はドライコンディションの時と考え方が変わりますか?」です。
これは良いところを突く質問でした。
答えはYESともNOとも言えます。
まず、基本的な考え方は変わりません。やるべきことは同じです。
ウェット走行だと温まったかどうかが分かりにくいので疎かにしがちですが、
ムリの効かないウェットだからこそクルマのパフォーマンスを最大化しておきたいですから、より丁寧にやるべきだとも言えるかもしれません。
ただ、ドライと全く同じかというと差はあります。
路面のμが落ちる分、かけられる負荷が小さくなるので
温まりが確実に遅くなるんですよね。
なので、雨だったら+1周余分に温め続けるなどのケアをします。
真冬のように車が猛烈に冷えている状態でも同じですね。
(車は急激に温めようとすると耐久上良くないですし、危険挙動にもつながりますのでじっくり温めます。)
またタイヤは温まりにくいことと、そもそもウェットの場合は空気圧を高めにした方が車が言うことを聞くため、冷間時の空気圧を上げておきます。
この質問に被せて「空気圧は上げたほうが良いのか?(なぜ?)」という質問が挙がったため、その理屈も解説しました。
空気圧を下げてしまうと接地面積が増えてしまい、
タイヤの接地面圧が落ちますよね。
また、タイヤがベタっと変形することでタイヤの溝も変形して排水性が落ちてしまいます。
この2つの理由からハイドロプレーニングが起こりやすくなり、
グリップが落ちるのです。
特性をその逆に持って行きたいために空気圧を上げるわけですね。
あっという間に時間が来て、座学講習はここで終了となりました。
この日は終日こんな感じのウェットコンディションでしたが、
スパイシー走行会の「初参加者ミーティング」の効果とも相まって、
大きなクラッシュがない一日で良かったです。
(自走できるレベルのコースオフ事故はあったようですが・・・)
次の投稿からはアドバンスド講習の全体レポートをまず投稿し、その後アドバンスド講習の個人別レポートをお届け予定です。
個人別レポートは結構きちんと書きますので、受講された方はお楽しみに!
(きちんと書くため、お時間下さいね。過去のレポートサンプルはこちらです。)
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#お時間のある時にお読みいただければと思います。(長文注意)
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