10/2のアドバンスド講習の個別レポートをお送りします。
大分かかりましたが、今回が10/2分ラストです。
前のブログで書きましたが、
SHIFT UPカルテを今回からモデルチェンジして新しい方式にしてみます。
新SHIFT UPカルテをどうぞお楽しみください!
今回のレポートはF様。車はS660です。
今回はホイールを 新調し、タイヤもADVAN NEOVAからDIREZZA ZIIIに
変更してのご参加でした。
Fさんはお昼にアドバンスドB講習も受講して下さいました。
フルコースでの受講ありがとうございます!
①レッスン要約
まずはレッスンの要約を掲載します。
サーバー容量の関係上、公開は1年とします。
必要に応じて各自でダウンロードお願いします。
全体的に、初回受講から一歩ずつ実力を伸ばしてきているFさん。
車の走らせ方が5月と比べて本当に変わりました。
続けて、今回のポイントを振り返ります。
着目① フェニックスコーナーの攻め方
フェニックスコーナーの攻め方にフォーカスして振り返ります。
Fさんは初めてレッスンを受けて下さった時はこのコーナーは非常に力任せで、
無理やりアクセルを開いてアンダーを出し、
タイヤに無理をさせて曲がるような走りをしていました。
イン側をきちんと締めて、コーナーの出口を広く使いたいところなのですが、
膨らんだラインで走っているためにコーナーの出口が狭いんです。
「焦ってアクセルを踏んで遠回りして、
さらに出口でアクセルを踏み遅れる(踏めない)状況を自分で作っている」
という印象でした。
一方でこの日はフロントタイヤをきちんと食わせ、
車に無理をさせずに理想的な走行ラインで走ることが出来ていました。
着実な成長を感じます。
ここで僕は一つ、今までとは逆のアドバイスを送ることにしました。
「もっとアクセルを踏みましょう」
Fさんの走りにはもっと立ち上がり側で積極的なアクセルが欲しいんです。
言い表すならば
「ドアンダーは消えた。しかし勢いも消えた。」
スポーツドライビングは車両の限界100%を引きだすことの追求です。
5月のFさんは限界を明確にはみ出して走っていました。
レベルとしては「まずは限界の内側できちんと走りましょう」です。
限界が100%だとしたときに120%くらいの走り方をしていました。
しかし今は限界を見極めてコントロールできるようになっており、
95%、96%という世界で走れていると思います。
アドバイスは受講者さんのレベルに合わせて変わります。
初心者はシンプルで浅めの、理解しやすいアドバイス。
レベルが上がってくると難しい、深いアドバイスにシフトしていきます。
今のFさんに送るべきアドバイスは
「限界が100%だとしたときに、101%~103%を狙った操作をしましょう」
なんです。
タイヤと相談しながら、タイヤからインフォメーションを受け取りながら
もっとアクセルを踏むべし。
タイヤからのインフォメーションを受け取るために、
Fさんには8月にステアリングワークの見直しも行いました。
なかなか用意周到でしょう。(笑)
フロントタイヤの限界をステアリングで感じ、
リヤタイヤの限界を背中~腰周りで感じる。
その情報に従ってアクセルを踏んでいくのです。
Fさんに必要なのはステアリングで感じることのさらなる熟練度向上と、
背中~腰周りでリヤタイヤのグリップを探ることだと思います。
楽しくなってきましたね。(笑)
着目② 再現性
Fさんの運転を見ていてこの日感じたのは
「再現性が上がってきたな」
ということ。
周回を繰り返した時のラップタイムが安定しています。
ここまで安定してくると、自分で何かを変えた時にその是非を自己採点できるようになってきます。
例えば走行ライン、加減速のタイミング、
タイヤの空気圧など車のセッティング、、、
何かを変えた時の効果がラップタイムで測れるようになってきます。
まだまだ基本を磨き続けて欲しいところに居ますが、
次のステップが確実に見えてきています。
同じように攻めたつもりの時にコンマ何秒ばらついているのか、
自分のラップタイムのばらつきを意識すると良いと思います。
#走行中にコンディションが変わらないタイヤを選択することが重要です。
#目先のタイムよりも、挙動に再現性のあるタイヤを選んでくださいね
それからデータを溜めていくことも大切です。
走り終えた後のタイヤの空気圧、
タイヤカスの付き具合、その時のアライメント、
ショックアブソーバーの減衰調整の設定だったり。
それから外気温や路面コンディションだったり。
運転して感じたこと(アンダーステアに感じた、オーバーステアに感じた、
トラクションがかからなかったなど)の数字で表せない官能もデータです。
何も変えなくても、データを溜めていくことは有用です。
溜まってくると見えてくることがあるからです。
サーキットにA5サイズくらいの手帳を毎回持ってきて、
その場でメモすると良いと思いますよ。
後日思い出して、、、だと面倒でやらなくなりますから。(笑)
Fさんへはこの日の2回のレッスンを含めて計4回のレッスンを行いました。
レッスンを通して、スポーツ走行の奥深さに日々触れて、
S660に乗る楽しさが増していれば幸いです。
全体的に丁寧に走れるようになってきているため、
今の感覚を忘れないようにしつつもアグレッシブさを身に付けていきたいですね。
以上、Fさんへのレッスンレポートでした。
また遊びに来てくださいね!
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以上です。

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