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11/6 K様(ZC33S) アドバンスドA

11/6のアドバンスド講習の個別レポートをお送りします。

 

アドバンスド講習は「SHIFT UPカルテ」と題して、

受講して頂いた方ごとに振り返り用のレッスンレポートをお送りしています。

 

ご自身のカテゴリを遡って成長履歴を見るもよし、

次回の走行の作戦建てに使うも良しです。どうぞお楽しみください!

今回のレポートはK様。車はZC33Sです。

このお車はなんとチューンドエンジン搭載で、最高出力200ps, 最大トルク317Nmを発生するそうです。

それで車重はわずか970kgですから、なかなかのモンスターマシンです。

 

ドライバーのKさんは普段はトラックの運転手さん。

サーキット走行の経験がまだ浅いそうで、

 

自己評価は初心者+(走行には慣れてきたが、まだ周りよりも遅い)です。

 

過去の自己ベストは48.403秒。

タイヤは215/40R17の DL DIREZZA ZIIIです。

 

その他特徴としては、Aピラーに激しい"推しアピール"があります。(笑)

 


①レッスン要約


まずはレッスンの要約を掲載します。

 

レッスン要約(PDF)

 

サーバー容量の関係上、公開は1年とします。

必要に応じて各自でダウンロードお願いします。

  

 

続けて、今回のポイントを振り返ります。


着目① 定常円へのアプローチ


定常円の攻め方にフォーカスして振り返ります。

 

定常円のコツは、BSE立ち上がりからインに飛び込むようなアプローチです。 

アウト側に縁石が伸びているため赤色のようなラインをつい通りたくなりますが、

180度以上回り込んだコーナーかつ、脱出で車速を乗せる必要性も低いため青色のようにイン側キープで走ります。

 

この説明はコースイン前にも行ったのですが、

実際にコースに入って走らせると体が拒絶反応を起こすのか、どうしてもインにつくのが遅れます。(笑)

 

「これは習得が難しい!」

 

とKさんも仰っていましたが、

イメージと正解とのギャップを埋めることが攻略に不可欠です。

 

「もっと早くインに付きましょう」の繰り返しで、レッスン内に走り方を習得できました。

 

 

ポイントは、コーナー入り口からイン側の縁石を右フロントタイヤで踏むという点。

BSE立ち上がりからリズム良く車を操って、最終コーナーにイン~ミドルくらいで進入できる位置に車を運びます。

 

 

最終コーナーにアウトから進入したいのであれば緑のラインで、

ミドルで進入したいのであれば青のラインで脱出します。

 

ポイントはいずれにしても最終のアプローチラインに直進することだと思います。

 

定常円をアウトやミドルに抜けてウネウネと最終に進入しようとすると、

車がコーナーのアウト側を向きますから余分に旋回させる必要が出てきます。

 

兎に角走行ラインを大事に走るべき区間が定常円です。

 


着目② 1コーナーへのブレーキング


もう一つフォーカスしたいのは1コーナーへのブレーキングです。

 

Kさんはどうやらロングブレーキングで突っ込み過ぎる傾向があるようです。

 

ロングブレーキングというのは制動距離の長いブレーキングですね。

美浜で言うと1コーナーやBSEへのアプローチがロングブレーキングです。

 

1ヘアであったり定常円へのブレーキングは適切なタイミングでブレーキングが出来ているのですが、

1コーナーだとオーバースピード気味でフロントタイヤが逃げてしまっています。

 

車の向きを大きく変えるストップ&ゴーのコーナーにおいては、

旋回時間を短く済ませていかに早く再加速に移れるかが大切なのですが、

進入を頑張りすぎるあまりフロントタイヤを滑ってしまっていては旋回時間が長く、

「攻めている感」こそあるものの、実際にはオーバーラン状態で、

立ち上がりでアクセルを踏み遅れる状態になってしまうんですよね。

 

 

攻めている感ではなく、きちんとラップタイムに現れる攻め方は

 

・早めにブレーキングをしてきちんと減速させる

 ↓

・早めにリリースを始め、リリースと連動してステアリングを切り始める

 ↓

・早く曲げ終える

 ↓

早くアクセルを全開に戻す

 

です。

 

 

注意点は「早めにブレーキング」はタイミングを早めた分踏み方を緩めるのではなくて、

純粋に減速完了地点を手前に持ってくるという点が注意点です。

 

突っ込み過ぎな方は減速完了する狙い地点が奥過ぎるんです。

 

 

三角コーンなど、目印になるものを使いながら、

少しずつブレーキングを手前に持ってきて、

その分アクセルを早く開けてみると、さらに走りのリズムが良くなるはずです。

 


こんな感じのレッスンでしたが、Kさんははっきり言って初心者とは思えないくらいにきちんとしたドライビングが出来ています。

 

上級者と比べればまだ荒い部分があるものの、

初心者と思って助手席に乗ったら結構びっくりしました。

おお、話が違うぞ、と。(笑)

 

 

例えば初心者のほとんどが車幅感覚も曖昧でインもアウトもガバガバなのに対して、

Kさんは寄せるところは寄せる、詰めるところは詰めるということがきちんとできています。

 

 

この日は最終枠ではレッスンで渡した課題に取り組まれて、

小雨がぱらついているにも関わらず自己ベストに近いタイムを計測。

次回路面コンディションが良い時に走るのが楽しみですね!

 

 

次回何かレッスンさせていただくとしたら、

「アクセルを踏み込むタイミングの見極め」とか、

「ステアリングワークの基本型」なんていうテーマをやると良い気がします。

 

 

結構出来ているようにも思うのですが、

無意識にできていることが有意識で出来てくるとスポーツドライビングの味わいも増してきますし、応用性が身に付くものです。

 

 

以上、Kさんへのレッスンレポートでした。

また遊びに来てくださいね!



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以上です。