SHIFT UPとしては初の「スパイシー走行会以外の場所での講習会開催」でしたが、
実はこのロドフェスもスパイシー走行会の主催者がやっておりまして、
「こっちでもやって」とご依頼頂いて、、、という背景です。(笑)
今回は自分のスケジュール事情もあって、
座学講習会のみ実施させていただきました。
テーマは「スポーツ走行とは」。
ロードスターと言えば「人馬一体」というキーワードが共通言語になると思うのですが、
この「人馬一体」って深い言葉で、色々な言い換えや具体的にその領域に向かう手段を考察しないと「知っているけど味わえない」となってしまう。
折角ロードスター乗りだけが集まるイベントだというのなら、
そこを見つめなおしてみるのが味があって良いだろうということでこのテーマにしました。
ちなみに自動車技術 2021年2月号のこの論文を参考文献としています。
内容はこんな感じ。
ポイントは「スポーツ走行の本質的な面白さ」に迫るところ。
スポーツとは「競技」ではなく「非日常を楽しむ」ことであり、
車と一つになる感覚の追求こそが醍醐味なのだという話をしました。
それが出来ると結果的に他では味わえない楽しさが待っていて、
「速さ」も自然と伴ってくるわけです。
競技にしても、その技術を正しく研ぎ澄ました人がパフォーマンスを発揮するから周りが魅せられるのであって、
エンドユーザーがタイヤを変えて何秒、パーツをつけて何秒、、、という世界に感動はありませんよね。
自分の技術と純粋に向き合って、その向上と合わせて車も作り上げていく。
まずは運転技術なのだと僕は思います。
#そういう流派です。
念のため触れておくと、僕はチューニングの面白さを否定しているわけではありません。むしろ大好き。
その世界に置き換えて話をすると
チューニングの世界も「このパーツを入れれば何秒出る」ではなくて、
「どのような挙動を実現させたいのか、
その目的のために、どのような理論でどのような仕様のパーツが必要か」を語れるというのが真のチューニング技術。
「エンジニアリング技術」と呼んでも良いかもしれません。
「運転技術」に相当するものがチューニングの世界にもきちんとあります。
ただ今回は「運転」の世界を話しているわけです。
こういう"概念"の話は意外と転がっていないため、
知っておくだけで車と向き合う感覚が変わる良い情報なのではないかと思います。
次回のスパイシー走行会もこれでやろうかな?と思うくらいに好テーマでした。
また、「初心者向け講習会」という位置づけでもあったため、
初心者クラスを対象にして、 こういった基礎の話もつけました。
初めてサーキット走行をする方や、
その方と混走する方を相互に守るための内容です。
①の車の点検というところだけ具体的に振り返っておきます。
のはサーキット走行に気持ちが昂ったり、
逆にサーキット走行に慣れ切ってしまっていると疎かにしがちですが、
コースイン前に車をきちんと点検することは基本です。
コースにもしオイルを撒いてしまったら・・・?など、
想像してもらいながら点検の重要性を説きました。
良くトラブルが起こるのは何と言っても
「最近メンテナンスをした人」です。
キャップやゲージがきちんと戻っていなかったり、
ドレンボルトの締め付けが甘かったり、ガスケットが正しく組み付いていなかったり。
一般道では問題が目立たなくても、アクセルを踏み込み、
負荷が大きくなると油が漏れ始めるということが珍しくありません。
まずはきちんと点検をして、コースインする。
大切なので、頭に入れて、実践しましょう。
レッスンは約20名弱の方が参加してくださいました。
午前中の走行だけ見守らせていただきましたが、
故障系のアクシデントが少しあったものの、
大きな事故なくお昼の走行まで過ごせました。
初心者の方がきちんと学んでくれることは
事故・トラブルを遠ざける上でとても意義のあることだと感じました。
ありがとうございました!
というわけで、ロドフェス及び、
"SHIFT UP講習@ロドフェス"に参加の皆様お疲れさまでした。
次回はいつも通り、スパイシー走行会で講習をお届けします!
3/5の開催を予定です。お待ちしています!
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