先のブログに続いて、ここからは"アドバンスド講習"のレポートをお送りします。
アドバンスド講習は、有料のマンツーマンレッスンです。
スパイシー走行会にエントリーして走行する方を対象とした講習です。
(詳しくはこちら)
1分半くらいのプロモーションムービーがYoutubeにありますので、
雰囲気はこれで見て頂けると良いと思います。
アドバンスド講習のレポートは「全体レポート」と「個別レポート」の2本でお届けします。
まずは全体レポートです。
さて快晴のスパイシー走行会で開催したアドバンスド講習ですが、
今回はめちゃめちゃあっという間に満員御礼となりました。
今回受講されたのは6名の方です。
・S660/F様(アドバンスドA&アドバンスドB)
・NDロードスターRF/I様(アドバンスドB)
・アルファロメオ ミト/H様(アドバンスドA)
・86/K様(アドバンスドA)
・ヴィッツGR/T様(アドバンスドA)
・コペン/K様(アドバンスドA)
いずれの受講生さんも本気度が非常に高く、
もう過去同じことを何度も言っていますがこちらが刺激を受けますね。
このレポートではまずダイジェスト的に、お一人ずつ簡単にレッスンを振り返ってみます。
F様は8/13に続くリピート受講で、今回3度目の受講。
アドバンスドAとBの両方を一気に受けて頂きました。
アドバンスドBでは走行ラインの確認や、運転操作の確認を行い、
アドバンスドAではご自身のスキルアップ状態の
チェックを行いました。
F様は今年5月に初めてSHIFT UPのレッスンを受けて下さったのですが、
見違えるほどに上手くなってきました。
ラップタイムの再現性もあり、きちんとタイヤのキャパシティを考えたドライビングが出来てきています。
「キャパシティを超えないようにコントロール」までは出来てきたので、
ここからは「キャパシティを探りながら、使い切る」ことを考えていけると
いよいよ車のポテンシャルが味わえるところまで行くのではないかと思います。
#初心者だと"タイヤのキャパシティ無視"です(笑)
Fさんを見ていると思うのですが、
上手くなる人はもう上手くなると決めているかのような取り組み方をされますね。
本気になったり適当にやったりと言う波が無くて、いつでも真剣です。
カルテの自己申告、次回から"中級者"にレ点をつけても良いと思いますよ!
I様も過去に受講して下さったドライバーさん。
5月からブランクが空いたせいか、
朝の走行枠ではまたフェニックスでアンダーステアな乗り方になっていたものの、インを締めようという意識は生きていた印象です。
練習ってなかなか、頭で分かるだけでは上手く行かないのが難しいですよね。
そんなIさんはアドバンスドBでライン取りやブレーキング操作の確認を行いました。
ライン取りやブレーキングをテーマにしたデモ走行を行いつつ、
FR車の立ち上がりの走り方のポイントもレクチャー。
特に加速を重視するストレートへの脱出は
アウト一杯へラインを取って脱出するのが基本ですが、
ステアリングで車を置きに行くのではなくて、
アクセルでアウトへ寄せに行く意識が大事だという話を実演とともにさせていただきました。
この時、車を横にスライドさせるのではなくて、
斜め前に車を押し進めていくような感覚だというのも体感できたかと思います。
なおこの日はご自身でアドバンスドBを受講されつつ、
ご友人にSHIFT UPのレッスンをお勧めしてくださいました。
お陰様で満員御礼です。ありがとうございます!
#受講生がまた戻ってきてくださることや、
#ご友人にオススメしてくださるのは嬉しすぎますね
ミトのH様とヴィッツ GRのT様はロードスターRFのI様や、
8月に受けて頂いたムスタングのK様の団体のご友人。
お二人からのお勧めで受講に来てくださいました。
H様はルノー ルーテシアRSからの乗り換えで2秒以上遅い自分にモヤモヤ・・・ということで、
ヒントを探しながらのレッスンを行いました。
同乗で今のドライビングの弱点を見つけることに成功し、
最終枠で見事に自己ベストを更新されていました!
ドライビングレッスンは「今までの自分と違う走り方に変える」ということで、即効性は必ずしも保証されていません。
それでもきちんとリザルトに結びついたのは上手くなりたいという気持ちの強さからだと思います。
今まで自分が正しいと思ってきたドライビングを捨てることは結構難しいことです。
一度リセットして組み立てなおすことで伸び代を自力で見つけられた瞬間は、
今までの自分を超えた手応えを感じたのではないかと思います。
ちなみにHさん、かなりストイックなオーラを持っていらっしゃって、
「ムスタングのKさんの友人だなぁ~」と思いましたよ。(笑)
すぐに結果が出る人って本当に何も抵抗せずに、
吸収する時は吸収すると決めて真剣に取り組みます。
最初から最後まで、ずっと前のめりでとても素敵でした。
ヴィッツGRのT様は今回がサーキット初走行。
初めての走行でレッスンをさせていただきました。
僕が拘ったのはとにかく一日事故なく無事に走り切ること。
最初は速さや上手さよりも、「周りをよく見ること」と「自分の車がどんな動きをするかの把握」が重要です。
難しいことを焦って詰め込んでも何もいいことはありませんから、
コースインやピットインの方法だったり、
一緒に左右や後方を見て、譲り方をレクチャーしました。
ただ、譲ってばかりでは面白くないですし、
自分自身の実力も良く分からないまま走行が終わってしまいますから、
アタックしたいときは「1周だけ」などリミットを決めて、
自分の走りに集中しても大丈夫だということもアドバイスしました。
"譲る"というと「追いつかれた側が譲る」と考えがちですが、
走行会は速い人が偉い人ではありません。
追いついてしまった側が自分よりも遅いドライバーに対して少し待ってあげる、プレッシャーをかけないというのも同じ譲り合いですよね。
※クーリング中・ウォームアップ中のように、
「今は力抜いて走ってます」という時だけは、ラインを塞がずに追いつかれた側が譲りましょう
少し走って走行に慣れてきた頃にライン取りに興味が沸いてきたようだったので、別途ライン取りのレクチャーも行いました。
最初1分3秒3だったラップタイムは最終的には57秒4まで短縮していました。
まだまだ伸び代たっぷりだと思います。
自分の技量を見つめながら、少しずつステップアップしていって欲しいなと思います。
86のK様は初めてSHIFT UPのレッスンに飛び込んでくださいました。
自己ベストタイムは48秒986とのことで、
タイヤを純正のミシュランプライマシーからDL DIREZZA ZIIIに変えて出したタイムだそうなのですが、
タイヤがある程度無理やり走っても走れてしまうがゆえに、自分のドライビングがおかしくなっているという課題意識をお持ちでした。
同乗で確認させていただいて、
ブレーキングのタイミングを手前に持ってくることをアドバイスさせていただきました。
ハイグリップタイヤを履くと、短距離で減速でき、
車を無理やり曲げようとしてもある程度曲がりますよね。
それで車としては「頑張っている感」が漂うものですから、
どうしてもギリギリまでブレーキを我慢してコーナーに飛び込んでいくような走らせ方になってしまいがちです。
しかし上手い人はタイヤのグリップが高くても低くても、
タイヤを丁寧に食わせて無駄な動きをさせないようにコーナーにアプローチし、
素早く旋回を終えて立ち上がりでタイムを稼ぎます。
純正タイヤの時はコーナーに飛び込み過ぎればタイヤが「無理をしている」と教えてくれていたのでしょうが、
ハイグリップタイヤはそういう意味では不親切で、
ドライバーが無理な運転操作をしてもうやむやにしてしまいます。
伸び悩む人はこういうところで何が正解か分からなくなって伸び悩むわけですね。
そのよく分からないままの状態で成長を止めてしまうドライバーが結構いるのですが、
何かがおかしいと感じた鋭い自己分析が実ると良いですね。
この日は気温も高かったですし、
ZIIIも下ろして半年もすればコンマ何秒かタイムダウンします。
詳しく振り返れるブログをお届けしますので、是非次回も同じことに意識して練習に取り組んでいただければと思います。
そしてコペンのK様。
K様は8月にS660のF様の受講を横でご覧になられていて、
「次回は自分も!」と仰っていた方。
お待ちしていましたよ!
K様は「このコペンでどうにか50秒を切りたい!」と言うことで、
ラップタイム短縮につながるポイントを探してのレッスンでした。
K様はラップタイムに対してこだわりを持っているご様子でしたので、
タイムアタッカーとしての取り組み方をアドバイスさせていただきました。
例えばコースインする時刻に対して時間的余裕をもってヘルメットを被り、
車内で気持ちを作るだとか、
自分に言い訳できない状況をきちんと作ってコースインするだとか。
モータースポーツは集中力のスポーツですから、
自分のコンディションを整った状態にするというのが大事です。
コースに入ってからは何周かいつものアタックを見せて頂き、
思い切ってドライビングを大改造。
ステアリングワークを1から身に着けなおすことをおすすめしました。
簡単に言ってしまえば持ち替えすぎかつ、
ステアリングからの反力(タイヤの余力)を正確に感じ取ろうという操作になっていないため、
それではタイヤの性能を発揮しきることは出来ないという課題と向き合って頂きました。
正しいステアリング操作を身に付けるにあたって障害になることをコース内で一緒に探して、シフトタイミングとドラポジの課題を見つけることに成功しました。
一時的にラップタイムは落ちるかもしれませんが、ここを乗り越えることで必ず今よりも速くなるはずです。
何て言うか、確信をもって攻め込んでいけるようになるはずなんです。
一度ついた癖と戦うのはとても大変ですが、応援していますよ。
以上ダイジェストですが、マンツーマンレッスンのレポートでした。
「自分の運転が変わっていく感触」が楽しいアドバンスド講習ですが、
まさか満員御礼という嬉しい一日になるとは思ってもおらず、
僕も自分のレッスンが皆さんに届いていく感触を味わいながら楽しくレッスンをさせて頂いています。
やはり大きいのはリピート受講して下さる方の存在で、
戻ってきていただけるレッスンを提供し続けられるように次回も丁寧にやっていきたいと思います。
次回は11/6に開催予定です。またよろしくお願いします。
またよろしくお願いします!
次のブログからは個別でもっと詳しく振り返ったものを書きますので、
受講された6名の方および、詳しく覗き見したい方はお楽しみに!
3日に1本くらいのペースでお届けできれば早い方ですので、
気長にお待ちください。(笑)
なおブログは受講順にお届けしますので、
最初はヴィッツGRのT様の個別レポートをお届け予定です。お楽しみに!
【#余談のコーナー】
今回F様、I様のお二人についてはリピート受講ということになるのですが、
これは僕にとって本当に嬉しいことで、ありがとうございます。
前回も触れましたが、今回もこの「リピーターさん」という点について、
僕の思いを綴らせてください。
「アドバンスド講習を3回開催したら見えてきたこと」が今回また違う角度で勉強になりました。
(前回のアドバンスドレポートの最後の余談コーナーから続く話です。)
#読み飛ばしても全然大丈夫です
#要らん話をするコーナーです
SHIFT UPのマンツーマンレッスンは今回が開催4回目。
4回目にしてありがたいことに満員御礼だったのですが、
この満員御礼はリピーターさんの力によるものです。
普通、立ち上げ直後のサービスは売り上げを安定させるために新規のお客さんを集める必要がありますが、
僕は、一度受けて下さったお客様を最も大事に考えています。
僕のサービスって立ち上げ直後なので、まだまだ実績も信用もありません。
"村上"がレッスンやります!と言っても、99%の人は「誰それ?」状態です。
そんな中で唯一、
一度受けて下さったお客様との間にだけは実績と信用が積みあがっていきます。
僕がTwitterやInstagramでどれだけ熱心に発信しても大したことは無いのですが、
一度受けて下さった方がご友人に「このレッスン良いよ!」と言って下さるとその一言ってめちゃくちゃ大きいんですよね。
知らない人の宣伝なんて正直誰も見ちゃいません。
誰でも口先では上手に宣伝しますから。何とでも言えるんです。
でも自分の信用する友人が「良い」と言ったら、
それ以上に説得力のある一言なんて無いんです。
今回受けて下さったアルファロメオ ミト/K様もヴィッツGR/T様も
ご友人からのご紹介で来てくださいました。
良いと信じて参加して下さっているため、
僕のコメントひとつひとつが何の抵抗もなく吸収されていく。
これって僕にとってもお客様にとってもめちゃくちゃ良いことだなと。
全部を鵜呑みにされることって僕にとってはプレッシャーでもあるんですが、
それでもレッスンって、疑いながら受けたら効果が目減りしますからね。(笑)
最大限の効果が出るのはとにかく信じて受けることだと思います。
こんなことを思うと、"良いサービス"で重要なのは"良い集客"なんだろうなと思います。
どんな人が、どんな気持ちで来て下さるのか。
そしてそこに好循環を生むのは、
「また受けたい」と思ってもらえるサービスを常に全力で出し続けることなんだろうなと思います。
こんなことを考えつつ、次回も「SHIFT UPにしか作れない時間」をきちんと作り、
「あえてSHIFT UPのレッスンを選ぶ理由」をきちんと作り続けようと思います。
今日は以上です!

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